宮古上布は、沖縄県宮古島で生産されている伝統工芸品です。国の重要無形文化財に指定された最高品質の麻織物で多くの方が愛用しています。
祖母から譲り受けたけれど、着る機会がなく保管するにも手間がかかるため、買取に出したいと悩んでいませんか?
今回は、宮古上布の買取相場や高く売るコツを解説します。損しないための業者選びも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
中古の宮古上布は着物買取で売ることができる?
宮古上布は、苧麻(ちょま)と呼ばれる上質で細い麻糸と大麻を織った最高級品の織物です。
麻でありながら薄くてサラッとした肌触りで、夏用として人気があります。
宮古上布は、一反分の糸を作るのに3ヶ月以上の手間がかかり、職人の数が減少し生産数も激減しています。
そのため、希少性が高く中古市場でも高値で買取される傾向です。
宮古上布の平均買取相場は?
仕立ての大きさや状態によりますが、宮古上布の買取相場は2万円~5万円前後です。
新しいものや状態が良好なものなら、10万円程度で買取されます。
宮古上布は、他の伝統工芸品よりも完成までに時間がかかり芸術性が高く、年々後継者が減っています。
市場に出回っている数も少ないので、ますます希少価値は上がっていくでしょう。
高額買取が狙える宮古上布の種類・特徴
宮古上布は高水準の買取相場です。その中でも特に高額買取が狙える種類や特徴をご紹介します。
宮古上布をお持ちの方は、一度確認してみましょう。
有名作家の作品
有名作家の宮古上布は特に高値が付きやすい傾向にあります。買取相場は20万円前後です。
以下は有名作家の一部とその作品の特徴です。
- 下地ミツ:大正4年生まれの織元で80年以上宮古上布に関わる
- 新里玲子:元CAであり独特な色彩と新しい図柄が特徴
- 仲宗根みちこ:モダンで斬新なデザインが特徴
純正植物染めのもの
宮古上布の中では、植物染料100%である純正植物染めのものが高額買取に期待できます。
近年では、手軽に染められる化学染料のものが出てきていますが、高値が付くのは圧倒的に純正植物染めの宮古上布です。
純正植物染めは、重要無形文化財である宮古上布の製造要件の一つでもあります。
人気サイズのもの
着物は、身丈が160cm以上の長いものほど高く売れます。
特に日本人の成人女性の平均身長は160cmですので、需要が多くその分買取価格も高くなりやすいです。
小さいサイズの場合、着用できる人が限られてしまい需要が少なくなるため、買取価格は低くなります。
宮古上布はどこで売るべき?
宮古上布の売却先として考えられるのは以下の3つです。
その中でも一番おすすめなのはどの売却方法なのか詳しく見ていきましょう。
リサイクルショップ
リサイクルショップは古着や不用品など何でも買い取ってくれます。
しかし、着物を専門とする査定員がいるとは限らないため、宮古上布を伝統工芸品と評価してもらえない可能性が高いでしょう。
グラム買取をおこなっているリサイクルショップの場合、着物の重さで査定額が決まるので、宮古上布の売却先としては不向きです。
ネットオークション
ネットオークションは、宮古上布の着物や帯に自分の好きな価格を付けて売却できるのがメリットです。
しかし、ネット上の写真と解説だけでは宮古上布の品質の良さがわからず、値下げ交渉や売れ残るかもしれません。
宮古上布を高く安心して売りたいのであればおすすめできない方法です。
着物買取専門業者
宮古上布の本当の価値を理解できる着物買取専門業者で売却するのがおすすめです。
宮古上布は、織物の中でも格が高く中古でも需要があるため、着物買取専門業者なら喜んで買取してくれます。
証紙付きで状態が良いものなら、相場以上の買値が付くかもしれません。
宮古上布の買取は口コミ評判の良い福ちゃんがおすすめ
宮古上布の買取は、高価な着物や帯の買取実績のある福ちゃんがおすすめです。
福ちゃんなら、経験の豊富な査定員が一つ一つ丁寧に査定してくれるため安心して依頼できます。
福ちゃんは、出張費と査定料が0円でありながら、独自の販売ルートがあるため高価買取が可能です。
着物の知識に自信がなく、フリマやネットオークションは苦手な方なら、一度福ちゃんを利用してみてはいかがでしょうか?
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宮古上布を買取に出す前にチェック!高額査定の3つのポイント
宮古上布は元々買取相場が高めですが、より高額査定になるポイントが3つあります。
宮古上布を買取に出す前に、ぜひチェックしておきましょう。
査定と一緒に証紙を提出する
宮古上布は、証紙がほとんど付いています。
証紙を見れば、産地や布地の製法・作家などの確認が可能です。中古市場でも価値が証明されるため、高額査定の可能性があります。
宮古上布を売却する際は証紙も一緒に出しましょう。
少しでもきれいな状態にする
宮古上布は、薄手の麻で作られているのでシワになりやすいのが難点です。
買取に出す前にはシワを伸ばして、少しでもきれいな状態にしておきましょう。
丈夫ではあるものの、麻は傷みやすく古いと破れやすくなるため取り扱いには十分気を付けて、できるだけ早く売却することをおすすめします。
価値がわかる着物買取専門業者を選ぶ
宮古上布の着物や帯を売却するなら、専門知識を持つ着物買取専門業者を選ぶのが高額査定の重要なポイントです。
着物買取専門業者といっても多数存在しますので、宮古上布の買取実績のある業者について口コミを参考に選ぶと良いでしょう。
安易にリサイクルショップやオークションに出すことはやめて、着物買取専門業者に依頼しましょう。
まとめ
宮古上布は、歴史のある高級着物であり中古市場でも人気があります。丁寧に織り上げた宮古上布は親子3代まで着用できると言われています。
しかし、現在では重要無形文化財に指定された宮古上布は、年間わずか8反しか生産されません。
貴重な宮古上布をお持ちであれば、まずは買取実績のある福ちゃんに査定依頼してみましょう。どこよりも、高額買取が期待できます。