【平良敏子】買取相場を徹底解説！高く売るコツと損しないための業者選び

人間国宝である平良敏子の作品は、沖縄特有の伝統的な色彩や織りが特徴です。

親の代から譲り受けた平良敏子の着物がタンスの奥にしまったままで、これから着る予定がないのであれば、買取に出してみてはいかがでしょうか。

今回は、平良敏子の作品の買取相場と高く売るコツを解説します。損しないための業者選びも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

中古の平良敏子作品は着物買取で売ることができる？

平良敏子は、沖縄県大宜味村の喜如嘉（きじょか）で生まれ、戦後芭蕉布を再興させた着物作家です。

喜如嘉の芭蕉布は沖縄の工芸品に認められ、平良敏子は重要無形文化財「芭蕉布」の保持者に認定されました。

平良敏子の作品は、着物コレクターにとって一度は着てみたい着物として需要が高く、中古市場でも高値で買取されます。

平良敏子作品の平均買取相場は？

平良敏子の作品は、状態にもよりますが、平均買取相場は10万円～35万円くらいです。

平良敏子の着物や帯は生産数が少なく、希少性が高いため、高水準の買取相場です。

平良敏子の芭蕉布は丈夫で長持ちし、親子3代に渡って着続けられるので、着物愛好家から人気があります。

高額買取が狙える平良敏子作品の種類・特徴

平良敏子の作品は、着物買取の業界でも人間国宝の銘柄として有名です。

その中でも高額買取が狙えるのは、どのような種類・特徴なのか紹介します。

芭蕉布着尺「トーニ十字一玉カキジャー」

平良敏子の作品「トーニ十字一玉カキジャー」の芭蕉布は、最高級の着物として高額買取が狙えます。

第30回日本伝統工芸展に出展された作品で、十字に細かいS字の模様が特徴です。

十字の柄は沖縄の伝統的な模様で、規則正しく配列されたデザインは、極めて難しいと言われています。

芭蕉布着尺「色違い十字トゥイグワー」

芭蕉布着尺「色違い十字トゥイグワー」
平良敏子の作品「色違い十字トゥイグワー」の芭蕉布も、高価買取が期待できます。

トゥイグワーとは「鳥の柄」を表し、十字が2つ添えられてワンセットになった柄が特徴です。

第30回西部日本伝統工芸展に出品され、正会員賞を受賞した作品です。

需要の多い長さの着物

身丈が160cm以上の丈の長い平良敏子の着物ほど需要が多く、高く売れる傾向です。

丈が長い着物は、さまざまなサイズに合わせて仕立てられるので、評価が高くなります。

150cm未満の小さいサイズでは、中古市場では需要が少ないため、買取自体も難しくなるでしょう。

平良敏子作品はどこで売るべき？

平良敏子の作品を買取してくれる業者は以下の3つです。

それぞれの特徴を解説しますので、平良敏子の作品の売却にはどの方法がおすすめなのか見ていきましょう。

リサイクルショップ

身近にあるリサイクルショップは、中古の着物や不用品などとあわせて売却できて便利です。

しかし、安く買い取って安く売ることが目的であるため、価値のある平良敏子の作品の買取に期待できません。

グラム買取をおこなっているリサイクルショップは、着物の重さで査定額が決まるので、着物買取には向きません。

ネットオークション

ネットオークションは、自分で価格を決められるので、リサイクルショップに比べると高く売れる可能性があります。

しかし、買い手が見つからなければ売れ残るかもしれません。また、売れても発送の手続きなど手間がかかります。

早く楽に手放したい方には向いていない売却方法です。

着物買取専門業者

適正な価格で売りたいのであれば、着物買取専門業者に依頼するのがおすすめです。

素材や有名作家など査定が難しい作品でも、着物買取専門業者なら査定ポイントを見極め、正しく査定してくれます。

また、着物の販売ルートも豊富にあるため、高価買取が可能です。

平良敏子作品の買取は口コミ評判でおすすめの福ちゃんがおすすめ！

平良敏子の作品を買取に出すなら、口コミ・評判が良い着物買取専門業者の福ちゃんがおすすめです。

福ちゃんなら厳しい研修を受けた着物の専門家が査定するので、着物の価値を見落とすことなく、的確な価格で買取してもらえます。

福ちゃんは出張買取をメインとしているため、自宅にいながらお電話一本で簡単に売却できます。

平良敏子作品を買取に出す前にチェック！高額査定の3つのポイント

平良敏子の作品を高く査定してもらうためのポイントが3つあります。

高額買取してもらいたいのであれば、買取に出す前に以下のポイントをチェックしましょう。

良い状態で査定に出す

着物を高く買い取ってもらいたいなら、少しでも着物が良い状態で査定に出しましょう。

平良敏子のような有名な作家の着物でも、保存状態が悪く、虫食いやシミが付いている状態では買取価格が下がってしまいます。

着る機会がなく和ダンスに眠っているならば、早めの売却を検討しましょう。

証紙や落款を査定に一緒に出す

平良敏子の着物を購入したときには必ず証紙と落款が付いてきます。

落款は作家の印が付いており、証紙には製造元や伝統工芸品のマーク、重要無形文化財であることが明記されたものです。

証紙は本物であると証明できるため、提示すると査定額が大幅に上がる可能性が高くなります。

需要が高くなる春頃に売る

平良敏子の作品の芭蕉布は、需要が高くなる春頃に売ると高く売れます。

芭蕉布は薄手の夏物で、気温の高い7月～8月の夏場に着るのが最適です。

季節性のある着物を売る時期も重要です。

少しでも高く売りたいなら、季節外れの秋や冬に売るよりも、暑くなる前の3月～4月頃に売りましょう。

まとめ

今回は、平良敏子の作品の買取相場や高く売るコツを紹介しました。

平良敏子の作品は、自然の染料や手織りにこだわっているのが特徴です。現代では、幻の織物として希少性が高いため、高価買取が期待できます。

しかし、着物に精通している査定士でなければ価値を見極められないかもしれません。

福ちゃんなら、優れたスタッフが大切な平良敏子の作品を正確に鑑定します。高く買取してもらいたいなら、きれいな状態で福ちゃんに査定依頼しましょう。