必見!着物を高く売る5つのポイント【着物買取で失敗しないために】

家族や親戚から譲り受けた着物、成人式の着物など、着用予定のない不要な着物。テレビCMでも見かけるような着物買取サービスを利用してお金に変えているという方も増えてきています。皆さんの中にも着物買取の利用をお考えの方は多いのではないでしょうか?

不要な着物とはいえ、どうせ売るなら少しでも高く売れたらいいですよね。着物の買取はコツを押さえないと、数万円単位で損をしてしまうことがあります。

今回は、利用前に絶対に知っておきたい着物を高く売るコツや、正しい業者選びについてご紹介します。

着物買取に関するあらゆる知識を網羅的にまとめておりますので、このページをご覧になれば着物の売却における失敗を確実に避けることができる内容になっているかと思います。査定を受ける前に必ずご一読ください。

着物は捨てる前に買取査定に出す!

まずは不要な着物の処分に関する大前提ですが、着物は捨てる前に必ず買取査定に出すようにしましょう。

価値の不明な着物、素材の分からない着物、いつのものか分からない古い着物、シミやカビなど状態の良くない着物。着物買取は二束三文とも言われますが、実際には数万から数十万円といった高額査定となるケースも少なくありません。

着物が買取される理由は様々です。

  • 実は作家物や伝統工芸品、正絹などの高級着物である
  • リサイクルへの関心の高まりにより中古着物需要が増えている
  • レンタル業者、リメイク業者などからの需要が増えている

また、たとう紙にも包まれず証紙や落款(作家のサイン)がない着物、長い間タンスにしまっていた着物であっても、実は希少価値の高い作品という可能性もありますし、極端に古い着物であればアンティークとしての価値があるかもしれません。

ポイント!
ブランド品や貴金属といった商材に比べて着物の査定は特に難しく、価値の算定には専門知識を要しますので、売却するのであれば、正確に価値を見極められる方に見てもらうことをおすすめします。

また、着物の販売市場規模を見ても、小売りの規模は縮小中ですが、レンタルやネット販売、リサイクルといった市場は年々右肩上がりで拡大を続けています。(参考:「着物と宝飾社」http://status-marketing.com/20190127-3850.html

東京オリンピックの開催により日本の伝統衣装である着物への注目が高まっていることも理由の一つと言えるかもしれません。

加えて、状態の良くない着物であっても、使える部分を再利用したリメイク小物、リメイク着物などの流行により再利用される機会が増えています。ですので、どんな着物であってもまずは、一度買取査定に出して価値を把握してみましょう。

着物買取はコツを押さえないと失敗してしまいます

不要な着物を買取に出した方が良い理由をお分かりいただけたのではないでしょうか。

しかし、実際に買取に出すときには以下のような点を押さえないと思わぬ失敗を招いてしまいます。

着物を高く売る5つのポイント!

  • 高価買取を目指すなら着物専門の買取業者に依頼する
  • 目的に合った着物の買取方法を選ぶ
  • 着物の買取相場を押さえる
  • 着物売却のベストタイミング
  • 査定時のチェックポイントを把握しておく

満足いく買取にするには、今回ご紹介するポイントを総合的に判断して利用するサービスを決める必要があります。

業者によっては、数万円単位で損をしてしまう着物の買取。次項より上記のポイントについて詳細に解説していきますので、ぜひ失敗を避けるためにもご一読いただければと思います。

高価買取を目指すなら着物専門の買取業者に依頼する

高価買取を目指すなら着物専門の買取業者に依頼する

中古着物需要の高まりに伴って、着物の買取を取り扱う業者の数も増えてきています。

リサイクルショップや質屋、呉服店などでも着物の買取に対応してもらえるようになっており、ご近所のお店などで売却するという方も多いようです。

しかし、着物を少しでも高く売りたいのであれば、着物を専門に取り扱う買取業者を利用するのが得策となります。バイセル福ちゃんといった着物買取で知名度の高いサービスは着物を専門に取り扱っておりますので「着物専門の買取業者」に含まれます。

着物専門の買取業者がほかの買取業者よりも高く買取を行える理由は基本的に以下の3点です。

  • 着物の中古市場に精通したスタッフが査定を行うため、適正価格で買取を行える
  • 専門知識がありどんな着物でも正確に価値を見極められる
  • 独自の販路を構築、売却先を確保しているため、どんな着物でも買取できる可能性が高い

また、リサイクルショップなどの一般の買取業者と着物専門買取業者では、査定基準の面でも違いがあります。

基本的に一般的な買取業者では、アルバイトなどの査定スタッフがネットオークションなどを検索して、その落札価格などにお店独自の買取率を掛けて価格を算出します。そして、過去にネットで取引のないような着物は、1kg=〇円といった重量での査定となります。(着物は一点ものであることが多いので多くの場合、後者の重量査定となるケースが多くなります。)

一方、着物買取の専門業者などは、豊富な買取実績・販売実績データベースの情報、査定時点でのリアルタイム中古相場、トレンドといった複合的な観点から買取価格を算出します。したがって、価値のある着物には適正価格を提示できますし、たとえ古い着物や状態の悪い着物であっても買取可能となる可能性が高くなります。

以上のことから、着物の高額買取を目指すなら、着物の持つ価値を適切に判定して買取価格を算出してくれる着物専門買取業者がおすすめとなります。

お住いの地域で利用可能な着物専門買取業者をお探しの方へ

お住いの地域で利用可能な着物専門買取業者をお探しの方へ

着物専門買取業者の数は年々増加中ではありますが、お住いの地域によっては、利用したいサービスの対象外エリアということもあります。

そこで着物買取の案内所では、当サイトをご覧いただいているすべての方が着物専門買取業者をお使いいただけるよう、47都道府県別で利用できる着物買取業者をご紹介しています。

ぜひ以下のリンクより、利用したい地域を選択して、お近くで利用できる業者のサービス概要や口コミ、評判などをチェックしてみてくださいね。

▶お住いの地域の着物買取業者を探す

目的に合った着物の買取方法を選ぶ

目的に合った着物の買取方法を選ぶ

次に着物の売却方法ですが、基本的に以下の3つの方法があります。

  1. 店頭持ち込み買取
  2. 宅配買取
  3. 出張買取

それぞれにメリット・デメリットがありますので、目的に合わせて最適な買取方法を利用することが重要になってきます。

店頭持ち込み買取

持ち込み買取では、お店に着物を持ち込んで査定を受ける方法で、お近くに店舗がある場合に利用することができます。着物買取専門業者の中でもバイセルのような大手であれば店舗展開している場合がありますので、家から近くにあれば利用を検討してみましょう。

▶バイセルの店舗一覧

持ち込み買取には以下のようなメリットがあります。

  • 家の近くであれば即日利用可能で、すぐに現金化できる
  • お店やスタッフの雰囲気、査定の様子を見ることができる

店内の混雑状況にもよりますが、お店に行けばすぐに査定を受けることができ、当日に現金化できるのでスピード感の点は魅力の一つです。

ただし、持ち込み買取には以下のようなデメリットもあります。

  • お店によっては査定スタッフに専門知識がなく、着物の価値を見極めてもらえない
  • 買取価格が安くなってしまいがち

近くに持ち込めるお店があるからという理由だけで利用すると、査定スタッフが着物に精通していないために着物を安く手放してしまうことになるかもしれません。また、店舗運営コストや在庫維持コストからどうしても買取価格の水準が低くなってしまいがちです。

ポイント!

着物の持ち込み査定は、より高く売るという観点では、最もおすすめできない方法となっています。加えて、一枚1キロ弱の着物の持ち運びにはかなりの労力を要します。手軽に利用できる出張買取などを検討してみましょう。

なお、以下の記事では持ち込み買取のメリットやデメリットについてより詳しく解説していますので、気になる方はぜひご覧になってみてください。

関連記事:着物の持ち込み買取よりも宅配買取がお得!?持ち込み買取のメリットとデメリット

宅配買取

宅配買取は、着物を専用の宅配キットなどに詰めて返送して査定を受ける買取方法です。査定結果は電話やメールで伝えられ、納得できれば口座を指定して最短翌日で振り込んでもらうことができます。

宅配買取のメリットとしては、

  • 忙しくても自分のペースで進められる
  • 対面査定の必要がない(人に会うことなく売却できる)
  • 日本全国で利用できる

などが挙げられます。人に会うことや時間に捉われるのが嫌な方、お住いの地域が出張買取の対象エリアではない方には便利な買取方法です。

ただし、宅配買取には以下のようなデメリットもあります。

  • 買取金額の内訳・詳細を確認するのが難しい
  • キャンセル時の返送料が掛かってしまう
  • 現金化まで時間がかかる

基本的に電話、メールのやりとりのみで進みますので、実際になぜその買取価格になったのかという詳細の理由を確認するのが難しいです。自慢の逸品などはやはりどういった点が査定額に響いたのかを説明してもらった方がいいでしょう。そして、もしキャンセルしたいという場合には、返送料が自己負担となってしまいますのでこちらも注意が必要です。(※当サイト調べでは返送時キャンセル料が無料のサービスはありませんでした。)

加えて、申し込み後に郵送される宅配キットに詰めて返送してから、査定・入金の流れになりますので、どうしても最短で5日前後かかってしまいます。とにかく早く処分したい、すぐに現金が必要、という方には不向きな買取方法と言えます。

ポイント!
宅配買取では、返送料が掛かるという都合上、値段の付かなかった着物の無料引き取りを行ってくれる業者が多いようです。もし値段にこだわりがなくとにかく処分をしたいという場合には便利な買取方法となるかもしれません。(※業者によって対応が異なりますので、あらかじめ無料引き取りが可能かを電話などで確認しておきましょう。)
以下の記事では着物の処分について方法やメリットデメリットなどをより詳しく解説していますので、ぜひご覧になってみてください。
また、以下の記事では、宅配買取の利用方法や、宅配買取でおすすめの業者などをご紹介しています。宅配買取で着物の売却を検討している方は、参考にご一読いただければと思います。

出張買取

出張買取は、当サイトで最もおすすめしたい着物の売却方法です。

査定スタッフが自宅まで訪問して査定を行う出張買取には以下のようなメリットがあります。

  • 準備の必要ナシ、自宅に居ながら売却が完結する
  • 最短即日利用可能で、その場で現金化
  • 重たい着物を持ち運ぶ必要がない
  • 目の前で査定してもらえるから安心

ここまでで紹介した持ち込み買取と宅配買取のメリットを合わせた買取方法と言えます。

重たい着物を持ち運ぶ必要もなく、自宅にいながら完結する非常に便利な買取です。また業者によっては最短即日で利用することができますし(バイセルや福ちゃんといった大手は即日利用できる可能性が高いです)、買取金額に納得がいけばその場で現金化できるので、スピード感も大きな魅力の一つとなっています。

また、大切な着物ですので、やはり目の前で査定を受けれるのは安心ポイントです。専門知識を持った査定員が来てくれますので、安心してお任せすることができるはずですよ。

加えて、出張買取をメインにしている業者は買取価格の面でも高水準です。店舗を持たないことにより運営費、人件費といったコストをカットすることができるため、その分買取価格に反映することができます。

上記の理由から、当サイトでは出張買取を最もおすすめしています。

ポイント!

当サイトで紹介している着物出張買取サービスはすべて、出張料・査定手数料・キャンセル料といったあらゆる手数料が0円で利用できます。「この着物いくらで売れるの?」といった見積もり目的の方でもぜひ気軽に利用してみてくださいね。

なお、着物の出張買取についても以下の記事でより詳細に解説していますので、お時間がある方はぜひご覧になってみてくださいね。

◎関連記事:着物の出張買取でおすすめな業者はどこ?出張買取の流れや注意点を紹介

着物の買取相場を押さえておく

着物の買取相場を押さえておく

「着物の買取は二束三文になってしまう」着物買取の口コミでは、このような声も見受けられます。

実際に、保管が難しい着物は経年劣化が進んでいるケースが多く、仕立てたときの金額を考えると安いと感じてしまうこともあります。

着物買取における査定額は、中古市場での需要によって変動します。工場での大量生産が可能で安価で新品購入できる化学繊維の着物や、着用する場面が限られる紋入りの喪服などはどうしても買取価格も低くなってしまいがちです。(数百円程度、もしくは買取不可となってしまうことも…)

一方、訪問着や付け下げといった着用場面の多い準礼装、振袖といった毎年一定の需要が発生する着物は、中古販売時にも値段がつけやすく、高額査定となるケースが多くなります。

ポイント!

振袖・訪問着・付け下げ・留袖といった着物の査定額は一万円~数万円程度の価格帯に集中しています。また、着物買取査定で一枚で10万円以上の値が付くような着物は、主に作家物や伝統工芸品などであるケースが多くなっています。

着物の買取相場・査定価格平均

当サイトでは着物の買取相場を調査するために、実際に着物買取を利用した方へ、買取価格がいくらだったかの独自WEBアンケートを行いました。

なお、今回は一枚の金額だと幅が広くなりすぎてしまうため、着物複数枚売った場合も含め、まとめていくらだったかという質問を行いました。

当サイト独自調べ(2020年9月実施)

その結果、ちょうど70%の方が30,000円以内の買取価格であったことが分かりました。

この結果は以前バイセルさんの査定員にインタビューを行った時に仰っていた「2万円台の買取が多い」というお話とも一致しています。(こちらの記事よりインタビューの内容をご覧いただけます。)

また、約3割の方が1万円以内の売却となっていることも分かります。仕立てるときには数十万円にもなることある着物ですので、やはりその点を考慮すると「二束三文」と感じてしまう方がいることにも頷けますね。

そして、100,000円を超える買取価格となるケースは3%程度にとどまるようです。こちらは先ほども申し上げた通り、100,000円の値が付く着物は作家物や伝統工芸品といった希少価値の高い着物ですので、査定を行う機会自体が少ないのかもしれません。

とはいえ、この価格を見ると「意外と高く売れる」という印象を持った方が多いのではないでしょうか。タンスに眠らせていた着物に数万円の値が付くことを考えると、利用してみる価値は十二分にあると言えますね。

それでは、次からどんな着物が高く売れるのかを知っていただくために、着物の種類別買取相場をご紹介します。

【種類別】着物の買取相場

皆さんのご家庭に眠っていることの多い着物から、中古需要の高い着物まで種類別に買取相場をまとめました。

着物の種類 買取相場
作家物や伝統工芸品 ~800,000円
訪問着 ~200,000円
振袖 ~140,000円
小紋 ~100,000円
付け下げ ~80,000円
留袖(黒留袖・色留袖) ~70,000円
色無地 ~20,000円

希少価値が高く、中古でも値崩れしづらい有名作家の作品や伝統工芸品は、状態が良く、証紙や落款があれば数十万円の値が付くこともありません。ほかの種類の着物と見比べても、その価値の高さがお分かりいただけるかと思います。

ちなみに着物の女王とも呼ばれる大島紬は、伝統工芸品に指定される着物ですが、証紙の有無により10倍以上査定額に開きが出ることもあります。証紙はたとう紙に一緒に包まれていたり、タンスに一緒にしまわれているケースが多いので、ぜひ査定時には一緒に見てもらうようにしてくださいね。

そして、訪問着や振袖、小紋、付け下げなど、晴れの場からお茶会、観劇など着用シーンの多い着物は買取相場も高い傾向にあることが分かります。

ポイント!

現代では、普段着着物よりも、何か特別な大事なシーンで着物を着たいという需要が多いことが買取相場に表れています。
また現代女性は、当時の女性よりも平均身長が高いため、仕立て直しができる丈の長い着物は買取価格が上がります。

また、以下のリンクより、着物買取の相場について一覧表形式でもっと詳しく解説しているページに移動することができます。

着物の買取相場を知っておくことで、買取価格の交渉材料にも使えますし、査定額に疑問を感じたときに質問するきっかけにもなります。

また、残念なことに着物買取業者の中には、価値がある着物を不当に低い額で買い取ろうとする悪質な業者がいるのも事実です。安く買い叩かれそうになったときに回避することもできますので、ぜひお時間がある方は一度ご覧になっていただければと思います。

◎関連記事:着物買取相場【種類別一覧表】と高く売るためのコツを徹底調査!

不要な着物は少しでも早く買取に出す

着物買取宅配メイン画像

ここまでで着物の価値が高まっていることや、着物の査定ではトレンドやリアルタイムでの中古市場相場が価格に反映されることをご紹介しましたが、それでは一体いつが着物の売り時なのでしょうか?

結論から申し上げますと、着物の売り時は「今」だと思って良いでしょう。

着物には「盛夏の着物」と呼ばれる絽や紗といった着物もあったり、柄で季節の変化を加えることもあるのですが、基本的に通年通して着用される着物が大半です。そのため季節需要といった要因で買取相場が大きく変動することはないと思って良いでしょう。

ポイント!

振袖に関しては、レンタルショップなどが仕入れを行う1月から4月の間は需要が高まるため、売値に影響を与えることがあります。ネットオークションやフリマサイトなど直接購入者に売る場合には多少プラスに働く可能性はあるでしょう。ですが、バイセルなどの大手着物買取サービスで売却する場合には、在庫を保有できる自社工場を保有している場合が多いことに加え、卸の独自販路があるため、年中通して変わらない価格で売却することができます。

着物の売り時を考える上で最も大事な観点は、着物の状態です。後程詳しく解説しますが、着物の状態は査定において最も重要なチェック項目の一つとなります。

着物の素材である正絹(シルク100%)の着物は、湿気に弱く、適切な管理方法を怠るとすぐにシミやカビができてしまいます。また時折風通しなどを行っているという場合でも気づかぬうちにシミができていることも少なくありません。

見えない位置の汚れであればそこまで査定額のマイナスにはならないのですが、裾、袖、襟、身頃といった箇所の汚れは大きなマイナス査定ポイントとなってしまいます。

不要な着物は時間の経過による状態の劣化を避ける意味で早めの売却が重要になってくるのです。

また、冒頭でも述べた通り、東京オリンピックを控えており、日本文化への関心は非常に高い状態にあります。日本の伝統衣装である着物は国内外問わずすそ野を広げています。したがって、もしも売却を考えているのであれば、「今」買取に出すことをおすすめします。

◎関連記事:シミや汚れのついた着物は買取できる?自分でクリーニングに出すのは注意!

着物買取業者はココを見る!査定前の対策について

着物買取業者はココを見る!査定前の対策について

着物に関してあまり知らない方にとっては、多少の色や柄の違い程度は分かりますが、どういったものに価値があるのかの判別は難しいものです。ですが、プロの査定士であれば一目見ただけで、どの程度の価値がある着物なのかは一目瞭然です。

では、どのようなポイントが査定時にチェックされて、プラス査定、もしくはマイナス査定につながるのでしょうか。

基本的に査定時には以下の項目がチェックされると思っていいでしょう。

  • 着物の生地の素材
  • 状態(シミや汚れがないか)
  • 希少性
  • 着物の格
  • 着物の丈の長さ

一つずつより詳しく見ていきましょう。

着物の生地の素材

着物買取で高額査定になりやすい正絹素材の画像

着物の生地に何の素材が使われているかは、査定士が着物を手に取ったときに一番最初にチェックされます。

基本的に着物買取で値段が付きやすいのは正絹と呼ばれる素材で、蚕を原料にしたシルク100%の天然素材です。正絹の糸は一本一本太さが微妙に違うことで仕立てた時に、陰影ができそれが独特な深みのある雰囲気になります。手触りも絹特有の滑らかさがあり、通気性・着心地も抜群です。

正絹は状態の劣化が早いので、虫干し(風通し)、桐たんすでの保管により湿気のない環境で保管してあげるようにしましょう。

一方、着物には化学繊維(ポリエステル)の着物もありますが、こちらは大量生産される着物に使われることが多く、安価で購入することができます。そのため中古になると値崩れを起こしやすく、買取業者によっては買取不可としている業者もあります。予約時に確認しておくことをおすすめします。

ポイント!

現代のポリエステル着物は非常に完成度が高く、一見正絹との見分けが付きません。素人ですと糸を燃やしたときの燃え方で、判別する方法もありますが、着物を傷つけてしまうためおすすめしません。プロの着物査定士であれば触っただけで正絹かポリエステルかを判別することができますので、素材が分からないという場合は無料査定などを利用してプロの手に委ねることをおすすめします。

また、浴衣に多く使われる木綿素材や、ウールなどの素材も基本的に金額が付きにくいことを覚えておきましょう。

とはいえ、ポリエステル、木綿、ウールの着物であっても、ブランドや有名織元の作品であれば、5,000円~20,000円程度の査定額となることもありますので、あきらめずに査定を受けてみる価値はあるでしょう。

状態(シミや汚れがないか)

裾のシミ汚れの画像

前項の内容と少し被ってしまうのですが、着物の状態は重要なチェック項目です。

着物は、着用後のケアや手入れを怠ると、シミやカビ、匂い、シワ、虫食い、色あせ、黄ばみなどができてしまいます。

多少の汚れであれば値段が付くことが多いのですが、あまりにひどい状態だと買取不可となってしまいます。

また、裾、袖、襟、身頃といった見える箇所の汚れはマイナス査定に大きく働いてしまう可能性が高いです。生地や文様、柄行が人気のものでれば、生地として再利用することができるため、1円も付かないということは珍しいですが高額査定にはなりづらいかもしれません。

ポイント!
状態が良いと買取価格にプラスに働くのは間違いありませんが、シミやカビなどの汚れを無理に落としたり、クリーニングに出すことはおすすめしません。
無理に汚れを落とそうとするとかえって着物の持つ風合いを損ねてしまい価値を落とす原因となる可能性があります。加えて、着物買取業者は独自で着物のクリーニングを行う設備を持っていますので、皆さんがクリーニング店に依頼するよりもはるかに安くきれいにすることができます。したがって、クリーニング代で支払った分、買取価格として回収できる可能性は低いのです。付着したホコリを軽く払う程度に留めておくことをおすすめします。

希少性

辻ヶ花絞り染めの匠吉乃一廉の着物
辻ヶ花絞り染めの匠、吉乃一廉の着物。作家のサインである「落款」が捺されている。

希少性の高い着物かを見極めることは査定士の重要な役割の一つです。

伝統工芸品、作家物(人間国宝に指定される作家の作品はさらに希少)、重要無形文化財にも指定されるような本場大島紬・結城紬などは希少性が高く、中古でも高値で取引されています。

ポイント!
伝統工芸品は購入時に「証紙」と呼ばれる品質の証明書のようなものが付属します。証紙の有無により中古再販時の値段が変わってしまうため、買取価格もそれに応じて安くなってしまいます。大島紬を例に出すと、証紙の有無で約10倍以上も査定額に開きがでることもあります。
捨ててしまった場合はしょうがないのですが、今一度たとう紙やタンスの中を確認して証紙が無いかをチェックしてみることをおすすめします。
以下に高額査定となりやすい着物についてまとめました。もし該当する着物をお持ちであれば高額査定に十分期待が持てるでしょう。

高額査定になりやすい有名作家

  • 久保田一竹
  • 羽田登喜夫
  • 由水十久
  • 志村ふくみ
  • 松井青々
  • 中村勇二郎
  • 柿本市郎

など

高額査定になりやすい伝統工芸品・重要無形文化財

  • 大島紬
  • 結城紬
  • 塩沢紬
  • 東京友禅
  • 名古屋友禅
  • 加賀友禅
  • 京友禅
  • 近江上布
  • 八重山上布
  • 小千谷縮
  • 越後上布
  • 久米島紬
  • 宮古上布

など

高額査定になりやすいブランド・老舗織元

  • 千總
  • 竺仙
  • ゑり善

など

ポイント!

三越や大丸といった有名百貨店では上記のようなブランド・老舗店の着物を取り扱っていることが多いので、百貨店で購入した着物であれば、高級着物である可能性が高いです。着物の価値が分かる買取業者に査定を依頼しましょう。

着物の格

着物の買取価格は、基本的に格が上がるほど買取価格も高くなる傾向にあります。着物の格とそれぞれの格に対応する着物の種類は以下の通りです。わかりやすい様に格の高いものから並べています(上の行にいくほど格が高い着物)。

礼装着(第一礼装) 打掛、黒留袖、本振袖、喪服など
略礼装着(準礼装着) 色留袖、訪問着、付け下げ、振袖、色無地、江戸小紋の紋付など
外出着 付け下げ小紋、小紋(友禅)、小紋、紬の訪問着、無地の紬、絞り、お召、更紗など
街着・普段着 紬、絣、黄八丈、ウール、銘仙、木綿、浴衣

ただし、第一礼装までいくと、着用機会が極端に少なくなったり、紋入りの場合もあるため、そうなるとかえって買取価格は低くなってしまいます。

上の表で準礼装に位置付けられている着物は高価格帯での査定が多くなります。

なお、以下の記事では着物の格と種類についてまとめていますので、興味のある方はご覧になってみてください。

◎関連記事:普段着として着物を楽しみたい!大人の女性が知っておきたい着物の種類・格【シーン別】

着物の丈の長さ

着物の丈の長さを計測する査定スタッフ

ほんの数十年前には、普段着としてだけでなく、冠婚葬祭、お茶会、観劇、茶道・日本舞踊、お稽古といった様々なシーンで着用されていた着物。

数十年の間に私たち日本人の生活スタイル・文化は大きく変わりましたが、実は日本人の平均身長も変わっています。昔の日本人の体型に合わせて仕立てられた着物は、現代女性には少し寸足らずになってしまうのです。

さらには外国人からのレンタル需要が増加している背景もあり、仕立て直すことのできる丈の長さがある着物は何かと重宝されているのです。

具体的な長さとしては、身丈が160cm程度あれば買取価格のアップにつながります。なお、以前当サイトでバイセルの買取サービスを体験した際には、「2つ折りにして80cm以上」が基準になるとのお話でした。

ポイント!

着物の丈の長さはあくまで数ある査定ポイントの一つで、これまでの項目と比べるとやや重要度は低いようです。丈が短くても需要があれば売ることはできますので、あきらめずに一度査定して価値を見極めてもらうことをおすすめします。

着物買取で損しないための正しい業者の選び方は?

振袖は売る時期によって買取価格が変わる?

着物の価値を判断するには、専門知識を要します。状態の良し悪し、素材、柄、トレンド、希少性など様々な観点を複合的に考慮して価値を算出します。

証紙や落款といった目に見えて価値の分かる要素がなくても、実は高級着物だったというケースは少なくないのです。

そしてそれを見極め正確に価値を算定できるのは着物専門の買取業者です。

したがって、着物を最も高く売る上では着物を専門に取り扱う業者を選ぶことが非常に重要になってくるのです。

では実際に着物買取業者を選ぶ際にはどのような基準で選べばよいのでしょうか。業者選びに欠かせない条件を見ていきましょう。

手数料が掛からない

まず一つ目の基準として、手数料が無料で利用できるかで判断しましょう。せっかく着物に良い値段が付いても、出張料・査定料といった手数料を請求されてしまっては意味がありません。

また、念のためキャンセル料が無料かも確認しておくと良いでしょう。

基本的に出張査定であればクーリングオフの適用が法律で定められているため、キャンセル料を取らない業者が大半ではありますが、悪質な業者はキャンセル時に費用を請求してくる可能性もあります。

お住いの地域で利用可能か

出張査定などを利用する場合には、出張対応エリアかどうかも確認しておく必要があります。

電話で問い合わせすることもできますが、ほとんどの業者がホームページなどで対応エリアを紹介していますので、利用する前にチェックしてみましょう。

なお、以下のリンクでは、47都道府県別で利用できる着物買取業者をご紹介していますので、ぜひご覧になってみてください。

▶お住いの地域の着物買取業者を探す

信頼できるサービスかどうか

買取業界全体に言えることですが、価値がある品を不当に安く買い叩こうとする悪質な業者は少なからずいます。

信頼できるサービスかどうかの判断基準は様々ですが、

  • テレビCMを放送している
  • 有名人を広告塔に起用している
  • 会社規模が大きい、上場企業

といった点は一つの判断材料になるでしょう。

ぜひ信頼できる業者を見つけて、無駄なトラブルを回避しましょう。

◎関連記事:着物買取で気を付けるべきたった”1つ”のこと【トラブルに巻き込まれないために】

また、口コミや評判をチェックするのも、その業者の良し悪しを判断する上では重要です。

以下に着物買取で人気のサービスの口コミをまとめたページへのリンクを貼っておきますので、ぜひ興味のある方や利用予定のサービスがある方はご一読いただければと思います。

着物買取はバイセルがおすすめ!

バイセル着物買取

ここまで着物を高く売るためのポイントや業者選びについて解説してきました。

着物をどこに売れば一番高く売れるのか、売れるか不安だけど「値段だけでも知ってみたい!」という方には、バイセルの着物買取をおすすめします。

バイセルは、当サイト編集部でも実際に利用して(体験記はこちら)、接客対応・利便性・買取価格の面で非常に満足度の高かったサービスです。また、2018年、2019年には2年連続で「出張買取顧客満足度No1」を獲得しているようですので、多くの方に支持されていることが分かります。

バイセルのおすすめポイント
  • 全国に査定員が駐在しており、最短即日でプロの査定を受けることができる
  • あらゆる手数料がすべて0円
  • 販路が広いのでどんな着物も高額買取

他にもおすすめポイントはありますが、個人的にはこのあたりが最も魅力的に感じました。

運営元の株式会社バイセルテクノロジーズは、2019年末には上場を果たしましたし、サービスの信頼性も文句なしだと思います。もしも買取業者に悩まれている方は、ぜひバイセルの無料出張査定を使ってみてくださいね。

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ポイント!
当サイトでは、バイセル以外にも約50社以上の着物買取サービスについて調査しています。下記のページでは、サービスの充実度や口コミ・評判を元に最も評価の高い着物買取業者を10社ピックアップしてご紹介しています。
「バイセル以外も見てみたい」という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

まとめ

着物を高く売るコツのまとめセクション画像

今回は、着物を高く売るコツや業者の選び方について解説しました。

要点まとめ
  • 着物買取の専門業者に正確な価値を見極めてもらう
  • 目的に合った買取方法を選択する
  • 買取相場や価格の目安を知っておく
  • 不要な着物はなるべく早く買取に出す
  • 状態や希少性、素材といった査定ポイントを知っておく
  • 手数料無料、全国対応、そして信頼のおける業者を選ぶ

上記のようなポイントが着物を高く売るために重要であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

「着物買取で失敗してしまった…」とならないように、ぜひ今回の内容を参考にして利用する買取サービスを選んでくださいね。

皆さんが大切な着物を後悔なく、気持ちよく手放せるよう、この記事がその一助となれることを祈っています。